過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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158: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/09/30(日) 09:35:14.98 ID:i049pPA50
女勇者「それに危険物なら内緒にする必要もないと思う。あとどうして戦士さんがそんな物持ってるの?」

僧侶「うううっ……!?」

僧侶(ああ、主よ! これは嘘をついてしまった私めへの罰なのですか!)

僧侶「……ごめんなさい。実は」

女勇者「でもまぁ、そんなに危ない物なら早く何とかしないと! 色々疑ってごめんなさい!」

女勇者「それじゃあ私は任務へ戻りますんで! 任務に!」タタタ

僧侶「ああっ、待って!」


〜〜〜


盗賊「くんくん……何だかこの液体、匂いを嗅いでいるだけで胸がドキドキしてくるぜ」

盗賊「そうか、これが恋なのか!」

女勇者「ただいま戻りましたぁ〜〜〜〜〜〜!!」ドーン

盗賊「んぐぅーーーぅぅぅっっ!!?」グイッ

ごくん

女勇者「師匠に教えられた通り色々疑ってみたよ! 何にも分かりませんでしたけど!」

盗賊「……あ、あ、のっ、飲んじまった。ちょっぴり」

女勇者「でも僧侶さんが頼んだ魔法薬は実は危険なアイテムでして……師匠?」

盗賊「お前何飲ませやがるんだよ!? 匂いだけ嗅いでただけなのに!!」

女勇者「え、えぇっ?」

盗賊「や、やべぇ……よく分からないものなのに……」

女勇者「あのー師匠ぉー?」

盗賊「何だよ畜生っ」

女勇者「いえ、だから魔法薬は危険なアイテムだから回収を」

盗賊「だったら早く肉ダルマから返して貰えばいいだけだろ! そして出て行け!」

盗賊「ッ!?」ビクン

女勇者「こ、今度はどうしたの!」

盗賊「何でもねぇ……くそ、最近は全くツイてないぜっ…か、体が熱い」

女勇者「風邪でも引いたんじゃ…今日はもう休んだ方がいいよ」

盗賊「そうさせてもらうぜ! 糞っ垂れ!」

女勇者「さーて、私は重大任務を果たさなきゃだね。戦士さん?」

戦士「ンふぅ〜〜〜勇者殿ぉ〜〜〜! ……はぁ、抱き心地最高。ぐぅぐぅ……」

魔王「あ、あ、熱い……」

魔剣『女勇者ちゃん! 勇者ちゃんを助けてあげてよ!』

女勇者「え、えー……アレって私が介入していいものなのかな」

女勇者「とりあえず戦士さんの荷物を勝手に悪いけど漁らせてもらおうかな」ガサゴソ

女勇者「!」


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