過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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17: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/09/05(水) 03:17:08.76 ID:R8M6eZTH0
竜騎士「キッズルームですカ、これ」

暗黒騎士「……その様だが。伯父上?」

団長「……」


その部屋には床から壁から天井から、明るい内装で整えられていた。

床には数々のおもちゃが散乱している。奥にはぬいぐるみで出来あがった山が一つ。


竜騎士「は、ハッ! ビビって損しちゃったYOー! 何が魔人カ!」

団長「そうやって油断してる奴が先に死ぬのよね。おじさん、よく見てきた」

竜騎士「やめて」

暗黒騎士「しかし、何処にその封印された者がいる? 玩具しか見当たらない」

団長「そこ」

団長が指差したその先は、ぬいぐるみの山。
よく見てみると山がもこもこと動いているではないか。

竜騎士「粗末な封印だゼ! AHAHAHAHAHA〜〜〜ッ!」

暗黒騎士「伯父上、まさか例の魔人はまだ」

団長「子どもなんだろうな、この様子だと。……やっほー」

団長が山に近づいて声を掛けると、手が一本ぬいぐるみを掻き分けて飛び出してきた。


『ふぇぇ・・・』


竜騎士「あーら、ちっちゃくてプリティーなお手手」

暗黒騎士「こ、このぬいぐるみの山が封印なのか!?」

団長「いや、これは単に埋もれているだけじゃないかな」

暗黒騎士「……本当に、これに世界樹を消す程の力が?」

団長「どうだろうな?」

『ふぇぇ・・・引っこ抜いてよぉ・・・』


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