過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/10/22(月) 01:09:59.22 ID:Gy85Ja+B0
僧侶「では例え転送装置が正常に動いたとしても、行く着く先は」
戦士「かもかも」
エルフ「魔王の帰還」
魔王「知るか! 余は帰る気全然なし!」
女勇者「じゃあどうするの? 元の世界へ帰れても魔王城はちょっと」
少女『グダグダ言わずに一旦帰って〜』
女勇者「だって魔物の住処だよ! 食べられちゃう!」
魔女「現状、魔物でも私たちの相手してる暇ないと思いますわ」
僧侶「私もそう思います。リスクは高いかもしれませんが、ここは」
魔王「やだ! まだ魔王城辿り着くの早いであるー!」
魔王「ていうか、よく戻ってこれたな。戦士よ」
戦士「色々あってというか、その時も転送装置のお世話になったんス」
戦士「とりあえず設置位置は俺が覚えてるからみんな付いてきてくれ」
すたすた、すたすた
魔女「……お前、本当にどういうつもりで私たちを助けてますの」
少女『……』
魔女「確かに脳筋女が言うように嫌な感じはしない。けど少し怪しいわね」
魔女「罠のつもりなら後で承知しませんわよ。私怒るとめっちゃおっかないんだから!」
少女『魔女っちの事だから変な薬を飲ませるの?』
魔女「そんな生易しいのじゃ……って、え?」
女勇者「魔女っち後輩どうしたー!? 置いて行っちゃうよ」
魔女「あ、ああ。すぐ行きますわ……!」
魔女「お前どうして」
魔女(……動揺する事もないわ。これは世界中の記憶を元に作られた幻)
魔女(細かいことを知っていても不思議では、ない、はず)
少女『うふふ』ニッコリ
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