過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/10/22(月) 01:09:08.55 ID:Gy85Ja+B0
僧侶「いえ、それも大切だと私も思いますよ。私も勇者様に当てられてすっかりわる〜く染まっちゃっていて、つい」
魔王「はぁ!? ぶっ殺すぞッ」
僧侶「そういうのがダメなんです! もう少し綺麗な言葉にしてっ」
戦士「アレっスよ。悪には悪の心で対抗みたいな! 勇者殿の極悪は正義に変わるんだぜ!」
魔王「誉められているのか、貶されておるのか」
ぎゅっ
魔王「!」
少女『……』
女勇者「出た! 謎の少女X!!」
魔女「何よ、その格好良さ気な呼び名は…」
エルフ「君に懐いているのかもしれない。勇者」
魔王「余は乳臭いクソガキに好かれる思い当たりは欠片もなァいッ!!」
魔王「無礼者めが! 断り一つもなく余へベタベタするとは、その首へし折るぞ!」
戦士「勇者殿〜…抑えて、抑えて」
戦士「……お嬢ちゃんよ。そろそろ教えてくれない? 俺たちをどうするつもりよ?」
少女『『いんふぇるの』から出してあげたいの』
僧侶「それはとても助かりますが、私たちはあなたがいなければその出方も良く分からないの」
僧侶「……本当に戦士さんが言った転送装置を頼りにするのかも」
少女『』こくり
僧侶「転送装置を?」
戦士「マジかよ。ちゃんとここでも使えるのか? 前回使った時は魔王城まで飛ばされたが」
「え゛っ」
魔王「余のマイホームか?」
戦士「あー……おそらく」
女戦士「一足お先にラストダンジョン入ってズルいですよ!」
戦士「でもラスボスお留守だったんだぜ」
魔女「だって身内ですものねぇ〜……」
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