過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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265: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/23(火) 02:01:27.88 ID:yuC/Z2Wd0
兵士「とにかく今外に出ては危険だ。霧も濃いし、それに見たろ。あの凶暴な魔物たちを」

兵士「我々だって君たちを守りきれるかどうか……頼むから中へいてくれ」

兵士「ていうか、君の顔どこかで見た事あるような気がするぞ!」

僧侶「げぇっ」

商人「おや、君たちも何かイケないことやらかしちゃった口かい?」

女勇者「あれは濡れ衣だよ! 私は本物勇者だし!」

魔王「あァーッ!? 喧嘩売っておるのかボケェ!!」

戦士「あ、あんたちょっと静かにしてくれよ! 今怪しまれてんだぜ!」

エルフ「戦士くんも静かにするべきかと」

僧侶「えっと、えーっと……私は! そのっ」

兵士「う〜ん……?」じろじろ

商人「兵士さぁーん! やだなぁ、お忘れですかぁ? この子は一昨日兵士さんがぁ」

商人「ごにょごにょごにょ」ゴニョ

兵士「!!……///」

兵士「通るなら早くしろよ!! 俺は何も見てないーっ!! 知らん!!」

商人「ふふーん。チョロいぜ」

女勇者「すごーい。何話してたんですか?」

商人「彼と僕だけの秘密のお話。さぁ、通っていいって言ってるんだ。急がないと」

戦士「口が上手いのか、脅しが上手いのかだな」

商人「偶然僕が彼について知っていただけさ」

商人「情報は商人とって力になるんだ。あとはカマかけ、揺すりで」

魔女「それって商人がすることぉ?」

僧侶「……それよかあの兵士さんに何を話したんですか、嫌な予感しかしません」


魔王たちは城から無事出られたのであった!




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