過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
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2012/10/30(火) 01:23:24.79 ID:k153GwxG0
マンイーター『くぎゅうッ』ビチャチャ
魔王「気晴らしにもって来いの雑魚軍団よ」
魔王「他にもまだ隠れておるだろう! 出てくるが良い! 余が[
ピーーー
]ッ!」
魔王はたった一人でマンイーターの群れを相手にしている!
倒して倒しても、キリがない!
魔女「お前は生身でも十分でしょーけどねぇ!! 私たちの事少しは配慮しろですわ!!」
商人「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏……っ」
戦士「おいおい、悪霊相手にしてんじゃないんだぞ!」
戦士「勇者殿っ、もう十分! これ以上やっても意味ねぇーっスよ!」
魔王「以前申したはずだぞ戦士ィー! 余は敵を前にして逃走をする愚か者ではないッ」
女勇者「逃げる勇気も時には大せ…」
魔王「その考えは臆病者の考えだなァーッッ!! 強者は常に前だけ見据え、振りかえらん!」
魔王「……ふふーん、あ奴らもノリノリである。ここは相手してナンボじゃボケ」
マンイーターは魔王へ次々と跳びかかって行った! 魔王へ食らいつく為に必死!
魔王「無駄無駄無駄無駄無駄ァ。さらなる力を得た余に貴様らゴミなんぞが」
魔王「数百数千いようがいまいがッ!!」
魔王は足元の石畳を殴りつけた! すると、辺りの地面がボコボコと崩れ
マグマが噴出する! マグマはマンイーターを焼き焦がし、無情に溶かす!
マンイーター『アアアゥゥゥゥ……――――――――――』
戦士「あ、あぢぃ〜……みんな近づくなよ……」
エルフ「言われなくてもです」
しゅうううぅぅ〜〜〜・・・
魔王「……ン〜、問題一つないのだよ」
僧侶「今のはーーー!?」
エルフ「魔法?」
魔女「!」
商人「あああ、あんたたちぃ! いや、あんた! キミぃ〜〜〜!」がしっ
魔王「んが?」
商人「キミを雇って正解だったよ! 僕の目に狂いはなかったんだ!」
戦士「はん、調子いい野郎だね」
僧侶「……とにかく、さっきの攻撃の騒ぎを聞きつけて新たな魔物が現れる前に」
女勇者「逃げるが得策ですよね。勇者さん、今度こそ魔物いないんだし逃げよ!」
魔王「まだだ。まだこの町にあやつらは居る! 全て滅してくれるのだ!」
エルフ「さっきあなたは言ったよ。一匹ずつ倒しても無意味なんだって」
魔王「だからとて目先におる敵を放って行くのか? 余は間違っていと?」
エルフ「間違ってはいない。でも、時と場合を考えて」
僧侶「そうです。魔物を一掃できる方法を見つけてまたこの町を訪れたらよいのですから」
僧侶「無理は禁物ですよ」
魔王「〜〜〜……」
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