過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
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2012/10/30(火) 01:24:03.45 ID:k153GwxG0
フィールド
僧侶「外へ出ても、やはり霧のせいで前がよく見えませんね」
女勇者「こうも続くと気が滅入ってきますよねぇ……なんか明るい話でもしよっか」
魔女「その前に、私は勇者に聞きたい事がありますわ」
戦士「さっきのアレか? 俺も気になっていたんだが」
魔女「ええ。言うまでもなく、現状魔法は世界樹を失った影響によって使えない」
魔女「私自身もそれは試したし、他の人らだってたぶんそうでしょ」
僧侶「はい。私も一度試してみましたが、何も」
魔女「だけどコイツはさっき目の前で見せてくれましたわね」
魔女「……特別だから使えた。なんて奇跡みたいな返事は期待しませんわ」
魔王「余だから使えるのだ! 阿呆よのぅ〜」
魔女「馬鹿にしないでほしいですわ! 天才の私を差し置いてそんなの絶対許せない!」
女勇者「まぁまぁ、人間誰しも限界があるってもんだよ。天才だろうと馬鹿だろうと」
商人「ふむ? その言い方だとまるで彼が人間ではないみたいな〜」
女勇者「人間っ!! 人間だと思いますよっ!! たぶん!」
戦士「たぶんって、おい」
エルフ「……確かに魔法だった。魔翌力の流れも感じ取れた」
戦士「魔翌力自体の供給が止まったわけではないんだよな。ならそれを使って魔法と違ったものを〜とか」
魔女「魔翌力は魔法を扱う為のモノよ! …まぁ、機械に使うとかそういったのもあるけど」
女勇者「でもアレは魔法そのものみたいだったよね? ね、ね、勇者さん本当に何したの」
魔王「さっきのは余の中に秘めた力の一つよ。直感でやってみただけ…」
魔王「パパ上から教わった力の使い方を思い出し、実行したまでだ」
僧侶「魔王の力……」
商人「え」
僧侶「いえ、勇者の力ですね!! さすがです」
魔王「まぁのう!!」
魔王(しかし、余自身も先程の力については何も分からんかった)
魔王(魔法のように、地から火を召喚したような。マグマの熱さも肌で感じたし、確かに魔物どもも焼き死んだ)
魔王(魔翌力器官…から魔翌力を消費したのかも知らんが、魔翌力も確かに減った)
魔王「よく分からんけど余は最強で天才というわけであるなッ! なぁ、凡人の雌豚ァ!」
魔女「ぐ、ぬ、ぬぅー……!!」
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