過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
↓
1-
覧
板
20
294
:
◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/10/30(火) 01:34:55.23 ID:k153GwxG0
一方その頃・・・。
1「な、何だと」
1「貴様今何と言った! 魔王が、奴が生きていただと! 出鱈目を!」
団長「おじさんはそういう下手な冗談言うのが苦手さ」
2「想定はしていたわ。あの魔王がそう簡単に息絶えるとは思ってもなかったし」
重騎士「その仲間一味もまだ無事であった。一名いない者もいたが」
団長「ああ、そう。しかし流石僕の親友。盗聴とは機転が効いていたな」
重騎士「何を言う。城内に奴らが入ったと報告をくれたのは友であろう」
重騎士「わしは友の役に立つ出来る限りのことは尽くさせてもらう。それだけだ」
2「……それでどうするの。当然まお…勇者一行は潰すでしょう?」
団長「そうねぇ。どうも魔王ちゃんが力身につけちゃったみたいだし」
団長「あの調子だとおじさんの計画もダメにしてくれそうだし」
重騎士「わしと騎士はいつでも動ける。任せろ」
団長「いや、お前は休んでいるんだ。まだ傷の治りも進んでいないんだから」
団長「ねぇねぇ、そっちで適当に強い魔物見繕ってさぁー? 処理できない?」
1「貴様の為に動かす魔族などもうおらん!! 勝手を言うな!!」
団長「あれあれ? そういう事言っちゃうんだ。おじさん悲しいな」
2「でも1、私たちにとっても魔王は邪魔な存在よ。野放しにはできない」
1「……ではいよいよ我らが動く時が」
団長「いいよ、いいよ! やっぱりこちらで何とかさせて貰うから」
団長「ま、そちらの協力もすこーしいただきたいんだがな」
1・2「は?」
団長「丁度処分に困っていた奴らが2人いたんだよねぇ。な?」
重騎士「まさか、友よ……。あの2人を外へ出す気か……っ?」
重騎士「考え直せ! 奴らを外へ出せば関係のない市民を傷つけるぞ!」
団長「あの凶暴性がいいんじゃあないか。容赦のない、野生の獣みたいなギラギラ感が」
団長「甘い考えじゃ、魔王ちゃんたちを倒すのは苦労するぜ?」
重騎士「う、うう……!」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
979Res/921.59 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1346613727/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice