過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
↓
1-
覧
板
20
295
:
◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/10/30(火) 01:37:07.73 ID:k153GwxG0
番人「団長殿、暗黒騎士殿! ……と、魔物か」
暗黒騎士「ここを通せ。奥の2人の騎士に用がある」
番人「か、彼らに話を? いくら貴方がたとはいえまともに会話できるかどうか」
団長「問題ないよ。それより2人を解放する手続きを取ってくれ」
番人「えぇ!? 冗談でしょう!?」
団長「頼んだぞ、っと」
団長たちは番人の言葉を無視して、牢室の中へ入った。
1「……ふん、所詮凶暴な人間とはいえ魔王に勝てるとは思えんな」
団長「ああ、だからこそそちらの博士をお呼びしたんじゃなーい」
魔物博士「……」
団長「博士、あなたにこれから魔改造していただく2人を紹介しようじゃあないか」
2「博士! 何故この男にっ」
魔物博士「ふぅん、ワシは天才マッドサイエンティストよ。人間を弄れればそれで良い」
魔物博士「事情などもう知った事はないわ!」
団長「それでこそですよ。あっちゃん、キミには2人の監視についてもらうよ」
暗黒騎士「お、俺が!? 叔父上……それは、ちょっと」
団長「キミにしかできない事さぁ。流石にお目付け人がいないと彼らはすぐに暴走してしまう」
団長「いいかい? 彼らはただの下種人間だ。下手な気遣いも優しさもいらないからね」
暗黒騎士(し、知っている……だが、アイツらと一緒に行動だと? 同じ部屋の空気も吸いたくないのに)
1「それでぇ? そのきょーぼーな騎士たちは何処に?」
団長「ああ、ここだよ」
団長は重く封じられていた扉の錠を開け、さらに中へ入った。
2「まるで魔人を閉じ込めていた所みたいね」
暗黒騎士「奴ほど強力な存在ではない。だが、騎士団中最強の2人だ」
暗黒騎士「人として間違ったイカれどもだがな……!」
団長「……やぁー、久しぶりだね。元気にしてたかい」
目の前の牢の中にはガッチガチに拘束具を巻かれた2名の男がいる。
片方の男は覆面を覆いかぶされてあり、顔が見えない。足元にはこの場の雰囲気にミスマッチな可愛らしい少女の人形が転がっている。
もう片方の男は口元のマスクから涎をだらだら垂れ流し、彼らをずっと睨みつけて奇声を上げて警戒している。
?「あ゛ぁーあぁぁ〜〜〜!! う゛うぅあうぅぅぅ〜〜〜!!(^q^)」
?「…………」
団長「キミたち暇だろ。そろそろお仕事しよっか」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
979Res/921.59 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1346613727/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice