過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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64: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/09/15(土) 15:01:03.16 ID:XTpXV8Nw0
世界樹の下、残るは団長と魔人のみである。
しかし、そこには気を失い倒れた魔王の姿も。

団長「世界樹が崩壊し始めたようだ。これで世界はあの女の束縛から逃れられる」

団長「僕も、そして君もね魔王」

魔王「  」

魔人『ふぇぇ・・・ふぇぇ・・・!!』

魔人『この子ムカつくよぉ・・・この子も消してしまいたいよぉ・・・』

団長「あ? ああ、別にいいんじゃないの。特に利用価値も薄いようだし、不要だ」

団長「好きにしなよ」

魔人『ふぇぇぇぇぇぇ・・・・・・!』

魔人の口内に怪光線の輝きが満ちる。魔王をも消してしまうつもりだ。

団長「神につづいて、魔物の長もここで消えちまうのねぇ。いや、人生って分からんもんさね」

団長「まぁ、安心しろよ。残った人間も魔物もこの僕が何とかしてあげるからね」

団長「おじさん。ちょっとばかし世界の支配者って奴になってくるから」

魔人『ふぇぇ・・・発射だよぉ・・・』

パッ

魔女「はい、脱出成功ぉ〜〜〜!! ですわっ」

戦士「無事に外へ出られ……勇者殿ぉ!?」

魔人『ふぇぇ・・・いきなりの登場でビックリして引っ込んじゃったよぉ・・・』

団長「……あれあれ、君ら生きてたの。ご苦労様だねぇ」

エルフ「あなたはだれ。あなたが世界樹を、神を殺したの?」

団長「いやおじさんじゃないよ。やったのこっちのちっこい子」

魔人『ふぇぇ・・・よろしく・・・』

エルフ「!」

魔女「何ですのあのチビすけ。魔物のようだけれど、お前は魔物使いか何か?」

団長「さてねぇー……運が良かったね、魔王ちゃぁん。お仲間が駆けつけてくれたよ」

戦士「お前、いつかの騎士団長! てめぇが勇者殿を!」

団長「だぁから、おじさんじゃないっつーの。そそっかしくて嫌になっちまうよ」


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