過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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889:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 00:39:00.11 ID:iQngikaH0
4「私が魔王城を留守にしている間、魔物たちの一部で不満が積もりに積もっていたようでね」

4「そこで思ったのさ。三魔官として動くより、これからは別の軍を独立して作ってリーダーとして動いた方が その魔物たちにも受けが良いなと」

4「幸い皆 力がある奴らばかり集まってきた。あんな無能の同僚2人と行動を共にしていたら始められるものも何もない」

4「私はね、新たな魔王として……あの方の崇高な意思を受け継ぐ者として……人間共を殲滅し、この世を支配したいんだ
よぉ」

4「ほら! 復讐も兼ねて夢も実行中なんだぜ。割と考えてる方でしょう」

女勇者『何でそうなっちゃったの?』

4「はぁ?」

女勇者『元々、世界を救う為に勇者として頑張っていた人なんでしょ? どうして今は真逆のことをしようとしている
の……?』

女勇者『人に裏切られたから? 魔王に救われたから?』

4「そうだよ!! それ以外に理由も何もない!! 私は、この全ての世界を支配して平和な世界を作りたいんだよ!? 十
分世界を救おうとしているじゃないか!?」


4「魔王さまと同じ、平和な世界を私は見たいんだよぉ〜〜〜!!」

女勇者『……あなたたちが考える平和って何かな』


女勇者『邪魔者がいない、争う相手がいない。そんな世の中が平和なの?』

女勇者『自分たちだけが我が物顔して自由に歩き回れる世界が平和なの?』

4「…………あ?」

女勇者『それってただのエゴだよッ……!!』


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