過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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925: ◆KzQg0Q/KK6[saga]
2013/06/15(土) 03:17:24.47 ID:otjzlZJg0
僧侶「まだ復讐を考えていたんですね。ですが、その数では勝ち目はありませんよ…」

魔物「戦いは数だけじゃねぇ。個人の技量や力だって」

戦士「お前たち、あれだけの数で4の部下に負かされたんだぞ?」

魔物「……だから引けってのは無理だ!! 収まりがつかねぇ!!」


・・・・・・ ズ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


「!!」


武闘家「な、何このおっきな音……」

女戦士「屋敷の方から聞こえたが。きみたちの仲間のピンチかもしれないな」

魔女「あのバカがまた変なことやらかしたっての?」

ペロ「というよりは 4の野郎が、じゃねーかなぁ……?」

僧侶「おそらくは、ですね」

魔物「あの野郎 また力を身に付けだしたのか……! 黙ってられん!」

僧侶「待ってください!!」

魔物「止めるなって言ってるだろ!! お前にはもう関係ねぇ!!」

僧侶「関係はありません。ですが、私たちとあなたたちは目的が同じですよ」

僧侶「ここは互いに手を取り合って 協力しませんか?」

魔女「はぁ〜〜〜? 僧侶何アホ言ってますのよ? こいつら魔物ですわよ?」

僧侶「ええ、ですが今は種族の違いは置いておきましょうよ」

僧侶「……私たちは弱くはありません。協力して敵と戦えば楽に討てるかもしれない」

僧侶「これは強制ではありませんから、考えて頂ければ幸いです」

戦士「……お、俺は反対だ。4を倒してすぐ背中からずっぱり切られるかもしれん」

女戦士「同感だな。それに返って私たちの足を引っ張る枷にもなりかねないよ」

僧侶「そんなことは……」

魔物「いや、いい。そもそも俺たちだって人間と仲良しこよしする気はおきねぇ」

魔物「…じゃあな、変人の神官サン」

ペロ「お、おい……」

魔物「お前みたいな柔な奴の集まりじゃないんだよ、俺らはな」

魔物たちは先に外へ出て行ってしまった。


ペロ「うっ…………くそー」

エルフ「気を落とさないで。分かり合えなかったわけではないと思うから」

僧侶「そうでしょうか……」

エルフ「信じて。言いだしっぺのあなたが信じなければどうしようもないでしょう」



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