過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[saga]
2013/07/12(金) 05:00:05.78 ID:+p/8ZSFk0
ド ド ド ド ド ド ド・・・
4『ムフゥー……』
4の巨大化に伴って屋敷が崩れてしまった!
逃げまどう手下の魔物と町の住人たち!まさに阿鼻叫喚の光景!
手下「4さま…どうか怒りを静めてくださいませ…」
手下「このままでは我々も巻き込まれてしまうぞ! 早く町から逃げるんだ!」
手下「い、一体どうしてこんなことに」
4の周りにうず巻く重々しい魔力。触れてしまうだけで異常をきたしてしまいそうな
植物は枯れ果て、町はみるみる内に錆びていった!もはや以前の面影は残ってはいない!
手下「アレから離れるんだぁぁぁーーーっ!! 殺されちまう!」
手下「かかか、か、体…俺の体が……と、とけ……」ジュウジュウ
手下「ひぃ――――――イヤャアアアアァァァ……」
大量の触手が動物や魔物の体を貫ぬき、生命力をぐんぐん吸収し始めた!
4『まだ……奴の毒が私を……回復しなければ……』
4『お前たち、私の未来のために……私を助けろ……もっと、もっと命を』
4の体は3による毒によっていまだ蝕まれ続けている!
回復を計り、まわりの生物たちを生贄に自分を治癒し続ける!
しかし、それでも毒は止まらず 4をじわじわと死へ導くのだ!
4『ここで……こんなところで終わったら……魔王サマ、私を助けて……』
4『オオオオオオオォォォォ……』
手下「 」カラカラ
手下「 」カラカラ
手下「ひ…干からびて死んでやがる。これがまともな奴のすることかよぉ!」
手下「まともじゃないんだよ!! いい加減気づけ!! あ、あの方は……」
魔物「私たちをただの餌としか見ていない……」
4『こんな、醜い姿でいたくない……しかし……オゴゴゴォ……!』
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