過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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941: ◆KzQg0Q/KK6[saga]
2013/07/12(金) 05:05:12.08 ID:+p/8ZSFk0
戦士は高台に女戦士とともに昇り、大弓を構えた!

戦士「……これで何とかなるとは到底思えないが」

女戦士「何もしないよりはマシだろう。それに私たちで奴の注意を引きつけなければ被害は広まるばかりだ」

女戦士「…気をつけろ。あの触手から生命力を奪っているようだ。接近されずともこちらがやられる可能性は高い」

戦士「アレが4の本当の姿なんだよな。どうして急に……まさか女勇者ちゃんが下手うって」

女戦士「前に集中しろ」

戦士「っー……こういうのは俺向きじゃないよ」

女戦士「慣れろ。いいか、私の指示を合図に矢を放て。……いまだ、引いて待機」

戦士「……ふ、んっ」ギギギ

戦士は弦を振り絞って4へ狙いを定めた!

女戦士「……跳べ」

戦士「…………は? 何て?」

女戦士「今すぐここから跳べ!」

戦士「うっ!?」


女戦士から突き飛ばされ 下に落ちる戦士! 続いて女戦士も高台から飛び降りて来た!

見ると、触手の束がこちらに向かって突っこんできていた!

女戦士「すぐに立って走れっ、逃げるぞ」

戦士「あの距離からもう見つかったのかよ……!」

4『位置はなぁー……わかるぞ……お前たちがどこに行くか、隠れるかも……』

4『お前には貸しがあるからな……殺すことでそれを返してもらう……オゴゴゴゴ』

戦士「姉さん! あいつっ……俺たちの位置が」

女戦士「魔力での探知能力が恐ろしく高いようだな。上からくるぞ、気をつけろ!」

バァンッ、と巨大な岩が戦士たちを狙って落とされてきた!

すぐに二人は回避し、住宅街を駆けまわって4の攻撃から逃れる!


戦士「冗談じゃない! こんなの初めてだ!!」

女戦士「……以前よりも鈍いな」

戦士「え?」




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