過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[saga]
2013/07/12(金) 05:05:52.03 ID:+p/8ZSFk0
女戦士「お前の話じゃないぞ。向こうだ、向こうの攻撃が鈍すぎる」
4『オオオオオォォーーーー……オオオオォォ……』
戦士「……何だか苦しんでいるように見えなくもないが」
女戦士「敵も何らかの攻撃を受けた後で深手を負っているのかもしれない」
女戦士「…そうなると、魔物や住民たちを食っているのは自身を回復させるため、か」
戦士「それなら奴の餌が尽きれば、勝てる?」
女戦士「それよりも、餌を獲らせないようにするべきかな」
女戦士「彼女たちにも伝えなければ……しかし」
戦士「うおおっ!? ……か、壁?」ドン
戦士「見えない壁がある……奴の魔法か……」
女戦士「図られたな。これでは彼女たちに合流するどころか」
女戦士「奴の攻撃をかわし続けるのが難しくなった」
戦士「知らず知らずに追い込まれていたのはこっちだったっつーわけかねぇ……」
二人の退路は魔法の壁で塞がれてしまった!
4の触手や魔法が二人を追い詰めてゆく!
女戦士「……だが、当初の目的は果たせたみたいだよ」
女戦士「我々に4の注意を向けるという、ね」
4『戦士ちゃぁぁぁんズぅぅぅ……お命ちょうだいよ……ウググググ……』
戦士「化けモンめ……」
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