過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[saga]
2013/08/13(火) 00:25:41.30 ID:iFaRXIj40
3「誰ださっきから俺の邪魔をする奴らは……一体外が何がおきて……」
再び光弾が発射され、4の体内を無惨に散らしてゆく!
2人は頭を伏せて 次々飛ばされてくる魔法から身を守っている!
魔法は肉壁を貫通し、外への道へ繋がる穴を作った!
女勇者『ワン!(み、見て! あそこから外へ出られる! ……ちょっと地面から遠いけれど)』
3「俺たちを救出するつもりか……はたまたこれは偶然の産物か……!」
女勇者(どっちでもいい! それより脱出を優先しよう!)
女勇者は諦めずに結晶へ向かう3を引っ張り、穴から逃げようとした!
3「しつこいぞ!」ドンッ
女勇者『キャウン!』
3「……お前は先に外へ出ていろ。なに、俺の心配はいらん。すぐに済ませる」
3「犬コロ、お前には理解できんだろうがな。男の子にはやらなきゃいけない時があるもんだ」
女勇者『ワン!ワンワンワン』
3「畜生如きに俺の苦しみが理解されて堪るものか」
3「行け! とっととこの場から失せていろ!」
3は女勇者を抱えて穴の先にある外へ放り投げた!
女勇者『ワ フ ッ !?』
女勇者(地面から遠いって言ったじゃない!! 言えてなかったけれど!!)
女勇者は宙に身を投げられ、そのまま重力に任され地面へ落下する!
女勇者『キャウウゥーーーン!!?(ぎゃああああああ、いやだああああぁぁぁーーー!!?)』
ガシッ
女勇者(……あ、あれ。割と痛くない? もしかして一瞬で死んじゃうレベルのダメージが)
竜騎士「OYAKATA! 空からドッグが!」
団長「おじさん、犬は苦手だから早く逃がして」
女勇者(げぇ!!)
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