過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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965: ◆KzQg0Q/KK6[saga]
2013/08/15(木) 08:22:28.52 ID:UlO/SxBt0
魔女「ていうことは さっきの魔法は連中の誰かが撃ったと?」

戦士「ああ。それも騎士団長のおっさんだよ。向こうはどうも4に用があるらしい」

武闘家「……ぱ、パパが来てるの? どうして?」

戦士「武闘家、悪いけど今は親父さんを気にしないでほしい……」

武闘家「無理よ。私のお父さんよ!? たった一人の大切な家族なの!」

エルフ「戦士くんの言う通り、今だけはお父さんに近づくべきではない」

武闘家「どうして!?」

魔女「決まってるじゃない。世界を滅茶苦茶に変えたバカ共の親分ですわよ」

魔女「それに……あんたは″神の力″を使うことができる ですわ」

僧侶「団長さんが力に気づいているか いないかは別として、世界樹を蘇らせられる力を持つ武闘家ちゃんを今近づけるのは危険かもしれません
ね」

武闘家「だからどうしてって言ってるの!」

戦士「お前の親父さんは……俺たちの敵だ」

ペロ「幼女誘拐の身で追われたカ」  戦士「黙ってくれないか?」

戦士「武闘家、ワケを説明するには時間が要る。頼む。お前の安全のためにも納得してくれよ」

武闘家「で、でもぉ……!」

魔女「エルフちゃん。ここでガキんちょを連中に奪われれば、世界樹復活は」

エルフ「難しくなると思う」

魔女「それなら、尚更ですわね。そこのペロペロ。ガキんちょをしっかり見張ってるのよ」

ペロ「オレぇ? 言われんでもいつでも見てらぁー」

女戦士「最後の言葉としては締まりが悪いかな」シャキーン

ペロ「なんでお姉さん剣突きつけちゃってるんですか!?」

女戦士「冗談だ。……それより君らはこの子をどうしようと考えている?」

魔女「別にどうもしませんわ。こっちの話に干渉する気はない筈でしょう?」

女戦士「彼女が絡むなら別だよ。そちらの都合で危険な真似をさせるつもりもない」

武闘家「え? 何よそれ。ねぇ、エルフ?」

エルフ「あなたには力がある。さっきも言ったけれど」

エルフ「その力は現状を正す可能性を持っている。世界樹を蘇らせることが」

武闘家「私が?」

エルフ「だから力を貸して―――」

女戦士「…………」

女戦士が無言で武闘家を背後に隠してしまった。



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