過去ログ - ロバート「葉君と八重ちゃんは似合いのカップルだね」
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28: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/10/22(月) 20:30:28.49 ID:MWBTT+jA0
愛知県名古屋市中区。
久屋大通公園内の大型車用の駐車場。
一番星・オルタナティブはカモフラージュ機能で市内のバス会社のバスに擬態。
近辺の銭湯でリフレッシュした葉たちは早い朝に備えて眠りに就こうとしていた。

クリント「さて、どの席で眠るか、だな」

大樹「割り振りは俺と久木、バートンさんとコールソンさん、橘と加藤。後はロバートさんと三枝に……」

フィル「八重とナターシャは別々の席にした方がいい」

大樹「……どうして?」

フィル「ナターシャは『女性』問題でS.H.I.E.L.D.に払い下げられた曰くつきなんだ。昔は乃木坂っていう大金持ちの家でメイドをしていた」

大樹「本気で言ってる?」

フィル「ああ。本気で言ってる」

大樹「ナターシャさんは女だよ」

フィル「そうだよ」

大樹「ならどうして女性問題なんか……  フィル「……ナターシャはバイセクシャル。つまり男だけじゃなくて女も大好きなんだよ」

大樹の疑問に、速攻で答えを出すフィル。
この言葉に、自然とナターシャ以外の女性陣の背筋に冷たい物が走った。

フィル「乃木坂ってとこじゃメイドに格付けがあってな」

フィル「格付け外の一般メイドに手当たり次第に手を出した挙句、その家の令嬢姉妹にまで手を出そうとした結果、当主に半殺しにされた」

フィル「で、罰としてS.H.I.E.L.D.に払い下げられた、って訳だ。悪いことは言わん。八重とナターシャは別々の席にした方がいいぞ」

結局、ナターシャは運転席のすぐ後ろ、ロバートはその更に後ろ、葉と八重は後部座席で仲良く一緒、残りは大樹の提案通りとなった。
それから少しして……。

葉「八重」

八重「どうしたの?」

葉「一昨年の夏、お前が告白にOKしてくれたこと、覚えてるか?」

八重「うん」

葉「……あれから少しして、俺が入院したことも知ってるよな?」

葉「名目上は自律神経失調症……」

八重「……本当は全身の末期小児がん」

葉「もし、お前を好きになる前だったら、あっさり死ぬ運命を受け入れていた。だけど、お前が恋人になってくれたから、生きたいと願った」

葉「せめて結婚して、子供ができて、それから色々二人で過ごすまで、死にたくなかった。だから藁にもすがる思いで、俺は臨床の被験者になったんだ」

葉「そしてあの日、何の因果かガンマ線と薬の相乗作用で、俺は人間の枠を完全に超えた姿と怪力を手に入れてしまった」

葉「俺はそうなった時の俺自身を、『ハルク』と名付けた。……俺は、この力を消したい。だけど、もしも消えなかったら、って不安もある」

八重「消せるわよ。もし消えなくても、三枝君は三枝君だから」

葉「…………ありがとう」

こうして、夜は更けていく……。



朝。
朝食を車内で済ませた一行。
そのまま一路、西へと進む。








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