過去ログ - ロバート「葉君と八重ちゃんは似合いのカップルだね」
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42: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:19:21.61 ID:4iTIKSa10
ニュースキャスター『昨日、大阪学院大学の敷地内で発生した謎の戦闘に関しての続報です』

ニュースキャスター『今朝、警視庁は在日米軍の要請を受けて、サディアス・ロス中将を指名手配しました』

ニュースキャスター『ロス中将は例の戦闘の際、大学の敷地内に部隊を展開した上に騒ぎを起こしたまま、その部隊ごと消息を絶っています』
以下略



43: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:21:23.01 ID:4iTIKSa10
山陽自動車道。
ロス中将の部隊が一番星・オルタナティブにマークしきっているのを逆手に取って、ベティのマイカーで移動していた葉たちは高速道路に入った。

クリント「俺たちはちょうど今、高速道路に入った」

以下略



44: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:22:00.41 ID:4iTIKSa10
日本海某所、異形の姿をした所属不明の大型船。
よく見ると、飛行船のように浮いている。
ロス中将とその部隊は、あの戦闘の後はこの船に逃げ込んでいた。

エミル「妙だな……」
以下略



45: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:22:43.97 ID:4iTIKSa10
昼食時を大分過ぎた頃。
福岡県福岡市城南区七隈、福岡大学。

クリント「やっと着いたな。……ナターシャたちが囮になってくれたおかげでな」

以下略



46: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:23:38.82 ID:4iTIKSa10
サミュエルの研究室。
各種研究設備が揃っており、その一つにはサミュエルが作った薬がセットされていた。
また、セキュリティ付きの鉄筋入り強化ガラス棚には葉の血を培養した溶液が大量に保管されている。

葉「……これだけの量を培養したのか?」
以下略



47: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:24:19.42 ID:4iTIKSa10
数十秒後。
薬の全投与が完了し、注射針は葉の腕から外された。

クリント「……どうだ?」

以下略



48: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:25:08.31 ID:4iTIKSa10
数分後。

クリント「早い話、『そちらに情報を提供するから俺たちだけはお咎めなしにしてくれ』ということか」

エミル「俺たちは何も知らされていなかったんだからな。司法取引ぐらいはさせてほしい」
以下略



49: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:25:44.20 ID:4iTIKSa10
ロス中将「……誰もいない!?」

兵士「……ブロンスキーがしくじったのでしょうか?」

ロス中将「あるいは裏切ったか」
以下略



50: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:26:22.82 ID:4iTIKSa10
時間は少し遡り……。
エミルとその部下たちが味方になった葉たちは、ロバートたちと合流できた。

ロバート&ベティ「「葉!」」

以下略



51: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:27:56.02 ID:4iTIKSa10
数分後。
サミュエルの説明を聞いたロバートは、彼から手渡された薬を見つめていた。
何かをサミュエルが言おうとした瞬間、薬学部の研究棟本館から怒号と悲鳴、轟音が響き渡る。
それから数秒後の間をおいて、真赤な半漁人みたいなのが飛び出してきた。

以下略



52: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:28:46.65 ID:4iTIKSa10
クリント「なら話は早いな。だがあの真鯛の怪物が邪魔だ。……………………ここから先は、コードネーム『ホークアイ』でやらせてもらうぞ」

そう言った瞬間に、ホークアイは弓を構え、矢の狙いをアボミネーションに定めた。
放たれた矢はアボミネーションに直撃するも、容易く弾かれる。
しかし、弾かれた瞬間に矢尻が爆発する。
以下略



53: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:30:09.61 ID:4iTIKSa10
福岡大学の敷地内。
インベーダーズの面々とホークアイ、そしてブラックウィドー(ナターシャ)がアボミネーション相手に死闘を繰り広げていた。

ブラックウィドー「こっちの攻撃、効いてると思う?」

以下略



54: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:31:11.95 ID:4iTIKSa10
死闘からはじき出された格好になったホークアイたちであったが、それでもロス中将の私兵化した部隊を相手に、SSRの部隊と共闘していた。
そんな中、ロバートたちが大急ぎで戻ってきた。

ベティ「車のキーは!?」

以下略



55: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:32:38.44 ID:4iTIKSa10
シーハルク「へヴィストライク!」

シーハルクが突進、更に顔面に膝蹴りを当てる。
それに続いてハルクがアボミネーションの顎を殴る。
そして、一気に袋叩きにかかる。
以下略



56: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:34:24.88 ID:4iTIKSa10
サミュエル「えっと……僕は頼まれたからやっただけだぞ! 第一、八重ちゃんの助太刀が無かったら危なかったじゃないか! ほら、八重ちゃん! とりなしてくれよ!」

ハルク「…………本当なのか?」

シーハルク「サミュエルさんの言ってることは、本当よ」
以下略



57: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:35:14.89 ID:4iTIKSa10
ハルク「どうした?」

ロバート「済まない。Mr.ブルーの研究室に行ったんだが……。データの入ったラップトップは回収できたんだ」

ロバート「ただ、葉の血を培養したやつの容器の殆どが壊されていた……」
以下略



58: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:36:21.57 ID:4iTIKSa10
それからそれから。

ロバート「そうと決まれば、薬を奴に投与しておかないと」

サミュエル「機械と診察台は?」
以下略



59: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:38:08.49 ID:4iTIKSa10
その日の夜、福岡市の観光名所・キャナルシティ。
敷地内にあるホテルの内の一つ、キャナルシティ・福岡ワシントンホテルのデラックスダブルルーム。
結局、ロス中将と、彼の私兵たちの生き残りは確保された。
エミル達も、関係者であったため連れて行かれた。
彼らが使用していた不審船も、飛行能力を有していた点以外は謎が多く、S.H.I.E.L.D.が直々に調べるため回収している。
以下略



60: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:39:00.48 ID:4iTIKSa10





以下略



61: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:39:31.12 ID:4iTIKSa10
あの泥沼の事件から数か月後……。

ニック「再誕計画は頓挫したか」

?????「しかし、紛い物とはいえ3人もスーパーソルジャーが生まれた。再誕計画をリスタートさせようとする奴らはアメリカ内外を問わずにいくらでも出てくる」
以下略



62: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:41:59.67 ID:4iTIKSa10
以上、全話の投下を完了しました!
このスレへの投下は今回で終了です。
読んでくださった読者の皆様に、感謝します。
では、 スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」 でまたお会いしましょう!


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