過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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30: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:51:35.35 ID:mVZBQuHy0
その後、外で待っていた里志、伊原と合流し、遊園地を再び見て回る。

……お化け屋敷に行ったときの伊原の怖がりっぷりは、是非とも永久保存しておきたかった。

……夜のパレードを見て、千反田は目をキラキラと輝かせていた。

……里志はと言うと、相変わらずすぐにどこかえ消え、気付いたら戻ってきてる、と言った感じだ。

やはり、楽しい時間はすぐに過ぎるのだろうか。

俺も別段、人が楽しめる事を楽しめない……と言った訳でもない。

人並みには、楽しめる。

間もなく閉園時間となり、朝の内にチェックインしてあったホテルへと帰って行く。

俺はすぐにでも寝たかったのだが、里志のくだらない与太話を聞かされ、寝たのは大分遅い時間になってしまった。

翌朝、目を覚まし、里志と共に伊原、千反田と合流する。

すると何やら千反田は申し訳なさそうに、頭を下げてきた。

える「すいません、実は家の事情で……」

要約すると、どうやら千反田は家の事情で一足先に帰らなくてはいけなくなったらしい。

携帯を持っていない千反田にどうやって連絡を取ったのかは謎だが……恐らくホテルへ電話が入ったのだろう。

里志と伊原は残念そうにしていたし、俺も少ないよりは多いほうがいい、程には思うので多少は残念だったと思う。

そして千反田を見送り、3人でどうするか話を始める、つまりこれが現在。

里志「さて、と。 どうしようか」

奉太郎「と言われてもな」

摩耶花「うーん、ここにずっと居てもあれだし……とりあえず遊園地に行かない?」

里志「そうだね、折角きたんだし、楽しまなくちゃ!」

奉太郎「……」


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