48: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 22:07:03.46 ID:mVZBQuHy0
える「やはり、何か目的が欲しいですね」
里志(える)「うーん、確かにそうだね」
里志(える)「千反田さんの言葉を借りると、目的無き日々は生産的じゃないよ」
49: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 22:07:48.34 ID:mVZBQuHy0
奉太郎「ちょっと待て」
摩耶花「なによ」
奉太郎「俺はここまで無愛想じゃないだろう」
50: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 22:08:53.88 ID:mVZBQuHy0
奉太郎「いや全く」
里志は苦笑いをし、言った。
里志「まあ、ホータローがちゃんと聞いていなかったのがいけないかな」
51: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 22:10:08.59 ID:mVZBQuHy0
おし、通った。
伊原は尚も何か言いたそうに見てくるが、反論する言葉が出てこないのだろう、口を噤んでいた。
里志「ホータローの言う事にも一理あるね、確かにそれじゃあただの読書好きの集まりだ」
52: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 22:11:28.10 ID:mVZBQuHy0
摩耶花「こういうのはどうかな、月1でも月2でもいいんだけど」
摩耶花「文集を1冊作るっていうのは」
なるほど、4人で一つを作れば内容は変化していく、確かにこれなら同じような内容にはならないかもしれない。
53: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 22:12:15.72 ID:mVZBQuHy0
通るか? 通るか?
俺の今年一番の強い願いはこれになりそうだ。
そんな願いが通ったのか、3人が口を開いた。
54: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 22:13:45.14 ID:mVZBQuHy0
える「起きるのはいつも、6時頃なんです」
える「今日は8時に学校の前に集合でした、折木さんのお家に皆で行くことになっていたので」
える「ですが私、少し寝坊してしまったんです、お恥ずかしながら」
55: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 22:14:35.31 ID:mVZBQuHy0
奉太郎「その目覚ましが狂っていたんじゃないか?」
える「それはありえません。 いつも21時のテレビ番組に合わせて直しているんです」
テレビに合わせている、となればまず狂っていないだろう。
56: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 22:16:35.47 ID:mVZBQuHy0
俺は少し頭が痛くなるのを感じ、続けた。
奉太郎「じゃあ、寝坊して遅刻しそうになった。 これでいいか」
える「はい、そうですね」
57: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 22:17:36.61 ID:mVZBQuHy0
奉太郎「まず」
奉太郎「千反田はいつも目覚ましを21時に合わせて寝ている」
奉太郎「次に、その目覚ましで起きている」
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