過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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741: ◆Oe72InN3/k
2012/09/25(火) 22:58:25.13 ID:0ZWRgRbP0
>>738
23話は投下した筈なんですけどね……見えない一話が、あるのかもしれません。

という訳で、第24話投下致します!!!!!!1!!11!!


742: ◆Oe72InN3/k
2012/09/25(火) 22:59:10.60 ID:0ZWRgRbP0
結局私は、文化祭を昨日と今日……二日休みました。

もう空は暗くなっていて、縁側に座る私には夜風が少し冷たく感じられます。

庭からは鈴虫の声が聞こえて、月がとても綺麗な夜でした。
以下略



743: ◆Oe72InN3/k
2012/09/25(火) 22:59:59.88 ID:0ZWRgRbP0
これからは多分、つまらない人生になるでしょう。

……ふふ、前の雛祭りの時に自分でここはつまらなくは無いと言って置きながら、こう思ってしまうので可笑しな物です。

これが、私の本心でしょうか。
以下略



744: ◆Oe72InN3/k
2012/09/25(火) 23:00:25.25 ID:0ZWRgRbP0
……あれ、折木さんの事ばかりではないですか。

私の学校生活は、大分折木さんとの思い出しか無いみたいです。

……私が、忘れたいと思うのも無理はないかもしれませんね。
以下略



745: ◆Oe72InN3/k
2012/09/25(火) 23:00:52.96 ID:0ZWRgRbP0
える「……折木、さん」

折木さんはこちらに気付いていない様で、私も敢えて気付かれる様な事はしません。

今は、話したくないからです。
以下略



746: ◆Oe72InN3/k
2012/09/25(火) 23:01:22.57 ID:0ZWRgRbP0
音の原因は、折木さん……?

それからは体が勝手に、縁側から外へと動いていました。

奉太郎「千反田! 居るんだろ!」
以下略



747: ◆Oe72InN3/k
2012/09/25(火) 23:01:55.65 ID:0ZWRgRbP0
私が自分の気持ちを抑え、そう聞くと……折木さんは小さく答えました。

奉太郎「明日、最終日だぞ」

奉太郎「お前が何故来なくなったのかは……俺には分からないが」
以下略



748: ◆Oe72InN3/k
2012/09/25(火) 23:02:35.97 ID:0ZWRgRbP0
奉太郎「……本当に、俺が良かったと思っていると……お前は感じているのか」

える「……はい」

奉太郎「……そんな事、ある訳ないだろ」
以下略



749: ◆Oe72InN3/k
2012/09/25(火) 23:03:02.17 ID:0ZWRgRbP0
える「……はい、とは言えません」

奉太郎「いいさ、それはお前が決める事だ」

奉太郎「だが、さっきも言ったが」
以下略



750: ◆Oe72InN3/k
2012/09/25(火) 23:03:46.23 ID:0ZWRgRbP0
一番会いたくなかったのに、話してみると意外と普通だった自分が居たかもしれません。

でも、折木さんと少しお話をしたら……今まで必死に落ち着かせようとしていた気持ちが、不思議と落ち着いていました。

……私には、やっぱり。
以下略



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