827: ◆Oe72InN3/k
2012/09/27(木) 22:45:53.80 ID:Bq5OdWnm0
入須はそう言うと、屋上の手すりに寄りかかる。
空を見上げながら、ゆっくりと口を開いた。
入須「始めは本当に、君と千反田を幸せにしたかった」
入須「いや、それは今もだな。 結果は最悪になってしまったが」
入須「……プレゼントを決める為に、駅前に行った日」
入須「見られていたんだよ、千反田に」
入須「君は気付いていなかった様だがね」
奉太郎「……確かに、全く知りませんでした」
入須「そして、そこからどう持ち直すか必死に考えたさ」
入須「これから千反田はどう動く? 私はどう動けばいい? とね」
入須「私が出した結論は……」
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