過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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936: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 13:45:43.35 ID:eVP4bQtW0
奉太郎「……雪、降ってきたな」

える「……ええ、そうですね」

奉太郎「……寒いな」

える「……はい」

奉太郎「……千反田と居る時は、暖かかった」

奉太郎「……でも今は、少し寒いな」

える「……泣いているんですか」

……どうやら俺も、大分涙脆くなってしまったのかもしれない。

俺は自分が泣いているなんて事は思わなかった、雪が溶け、そう見えるだけなのだろうと。

……でも、千反田が言うからには……俺は泣いているのだろうな。

える「……折木さん」

千反田の声は、今までに無いほど弱々しかった。

その声は確かに俺の耳に届き、ゆっくりと千反田の方に顔を向ける。

振り向くと、やはり千反田の顔は俺のすぐ傍にあり。


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