過去ログ - 【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】
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335:Broadbridge/四代目 法力僧貴方 ◆0e.G9BzteE[saga]
2012/09/11(火) 01:13:58.96 ID:G+iUtqkV0


法力僧「お前は――」

ジャンヌ「――バーサーカー、何故!?」


そんな彼らの驚き具合に童女の姿をした鬼はからから、と笑い声を上げる。
茨木童子――日本三大妖怪のひとつ、大江山酒呑童子の舎弟にして彼の右腕たる存在。

源頼光率いる四天王を相手にして、尚生き延びた幸運高き平安の鬼。
それは大きく金棒を一回転させると、津波共を威嚇するように、がつんと地面に先を叩きつけた。


茨木童子「――今宵ばかりの身ではあるが、儂も手伝ってやろう。主ら二人、どちらも欠けるでないぞ?」


彼女はもう一度、からから、と笑い、次の瞬間、見上げるほどの背丈の鬼の姿へと転じた。


天頂に生えた二本の角。盛り上がる筋肉。
牙の生えた口から漏れ出る青い火は、ちろちろと呼吸のように燃え上がる。
そして彼女は、天に向かい大きな咆吼を上げると、手に持つ金棒を振り上げ、
彼ら二人の盾になるように、再び沸き上がった黒い津波の群れを金棒で自由自在になぎ倒し始めた。


巨体の脇を縫って背後に流れ込む悪鬼達。
けれどその数は、明らかに先ほどまでと比べて減っている。

これならば、耐えられる!
互いの武器の武器を構え直し、二人は沸き上がる黒の波を斬り捨てる。


ジャンヌ「ありがとうございます、バーサーカー」

法力僧「――助かった、茨木の鬼」


その言葉に鬼は、■■■■■ーー!!、と喜ぶように天高く咆吼を上げた。

 


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