過去ログ - 王様「勇者が死んだ?」 賢者「はい」
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2012/09/16(日) 01:10:55.67 ID:slOqQVTB0
さらに視線を移す。
少女の同行者、もうひとつの足音の主に。
以下略
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2012/09/16(日) 01:11:53.07 ID:slOqQVTB0
早速診察をしたいという修道女の申し出に、賢者は応じ、ズボンを脱ぐ。
少女「わ、わっ」
以下略
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2012/09/16(日) 01:13:37.52 ID:slOqQVTB0
修道女が、賢者の萎えた脚に触れる。
修道女「痛みます?」
以下略
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2012/09/16(日) 01:16:26.71 ID:slOqQVTB0
修道女「副業といいますか、神に仕えるものとしての務めですね」
賢者「そういうもんか……」
修道女「ただ……、専門は、薬学の方でして……」
以下略
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2012/09/16(日) 01:18:40.43 ID:slOqQVTB0
少女「薬学ってことは……お薬ですか?」
修道女「えぇ。薬の調合法や、効能なんかを、大学で――……」
少女「勉強してるんですか?」
以下略
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2012/09/16(日) 01:19:07.20 ID:slOqQVTB0
賢者(どうして――……)
少女「ね、賢者様!」
賢者「……え、あ?」
以下略
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2012/09/16(日) 01:19:41.60 ID:slOqQVTB0
少女「へぇぇ、全然知りませんでした……」
賢者「だが、そんな評価が何になる……。結局私は……」
少女「あっ! また暗い顔! 駄目ですよ! めっ!」
以下略
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2012/09/16(日) 01:20:45.19 ID:slOqQVTB0
賢者「……確かに、痛みが退いた。軽くなった感じもするし……」
修道女「何よりです。でも……」
賢者「ん」
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2012/09/16(日) 01:21:28.85 ID:slOqQVTB0
賢者「……立てない」
少女「そんな……」
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2012/09/16(日) 01:24:01.56 ID:slOqQVTB0
賢者「……けど、君は……、嫌じゃなかったのか」
修道女「え?」
賢者「その……、世界が滅ぶ、その原因になった男を診るなんて」
以下略
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2012/09/16(日) 01:24:53.36 ID:slOqQVTB0
賢者「いや、だが……、勇者が逝き、魔王も攻めてくる……」
修道女「えぇ。ですがそれは、神の与えた試練なのです」
賢者「……神」
以下略
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