33:▲[saga sage]
2012/09/12(水) 06:57:12.66 ID:/2wpOKcF0
ザザ、ザザザ……ピィィィィ、キュィィィイィンン
杏子「!?ノイズが……」
杏子「使い魔のお出ましってか……ったく、図書館なんだから静かにしろってんだ」
ここで逃げずに倒しておかないと、安心して調査が出来ない。
キュィィィイィンン!!
杏子は槍を握り、ノイズの音が大きくなる場所に照らし合わせながら進む。
「キャアアアアアアアァァァァァァ!!!!」
杏子「っ!?今の声は!!」
見覚えがある声だ。だがなんでアイツが今ここに
杏子「ハァハァ……!!」ダダッ
――――ウォォォォォォォォン……ウォォォォォォォォン
杏子「っ!!サイレンの音……!?」
これから起きることを不吉に思わせるが如く、謎のサイレンの音が鳴り響く
杏子「あの扉の向こう側からだ!」ダダッ
ノイズ音の音量に合わせて近づくと、そこは非常階段の扉だった
ガガッ
杏子「クソ!!扉が開かねえぇ!!」ガガッ
ドンドン!
杏子「おい何があった!!扉を今すぐ開けろ!!」ドンドン
声を荒げ、ノックをしてみるが、扉の向こう側の人物は錯乱してしまっるのか、気がついていない
「こ、来ないでぇぇぇぇぇぇ!!!!」
杏子「おい開けろ!!開けろっつってんだろうが!!!」ドンドン
「いやああああああああ!!!!」
ガンッ!!!
扉の向こう側から、鉄の塊が力強く叩きつけるような音が響く
杏子「クソ!こうなったら別ルートでいくしかねえ!」ダダッ
杏子は階段を使って3階から走り、1階へ向かう
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