過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
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567:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 10:41:42.30 ID:mkJ4uCfeo

「……えっと。大丈夫、だと思う。ちょっとズレただけだから」

「……ズレ?」

以下略



568:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 10:42:10.84 ID:mkJ4uCfeo

「ねえ、正直に言っていい?」

「なに?」

以下略



569:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 10:42:41.05 ID:mkJ4uCfeo

「なんだってそんなに思いつめてるのさ」

「だってわたし、ここに来てからまだ何もしてないんだよ。何もできてない」

以下略



570:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 10:43:36.13 ID:mkJ4uCfeo

「そう。それ。何それ。期限ってなに?」

「言ってなかったっけ?」

以下略



571:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 10:44:01.95 ID:mkJ4uCfeo

 一ヵ月となると、もう期限の四分の一くらいは使ってしまっていることになるのだろうか?
 ……本当に、洒落にならない。

「ごめん。ま、でも、不安になるのは分かるよ。説明不足だったしね」
以下略



572:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 10:44:31.77 ID:mkJ4uCfeo

「それは、えっと、事前にわたしのときより丁寧に説明した、とか?」

「まあ、覚悟の問題かもね」

以下略



573:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 10:45:09.91 ID:mkJ4uCfeo

 たぶん。魔法使いが言った「成仏」なんてふざけた言葉の意味がそうであるなら。

 何よりもわたしを動揺させたのは、わたし自身がその事実に傷ついているということだ。

以下略



574:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 10:45:37.62 ID:mkJ4uCfeo

 でも……。
 身勝手だろうか?
 悲しいと思うのは。
 
以下略



575:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 10:46:21.53 ID:mkJ4uCfeo

「落ち込んでるところ悪いけど、ちょっと悪い知らせがある」

「……なに?」

以下略



576:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 10:47:00.71 ID:mkJ4uCfeo

「……寂しい、んだけど」

 わたしは掠れた声で言ったけれど、魔法使いは呆れたように溜め息をつくだけだった。

以下略



577:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/21(水) 10:47:51.86 ID:mkJ4uCfeo

「……できるの?」

 とわたしは聞いた。連れてくるってことは、それはつまり、この世界の未来。世界aの、わたしがいた時間に戻ると言うことではないのか?
 それができてしまっていいのだろうか?
以下略



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