過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
1- 20
644:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:09:36.01 ID:1M2++lwbo

 店に入ってすぐに注文をすると、叔父bはきょとんとした目でわたしを見た。食欲はないらしい。
 彼の表情は、最初会ったときとは違う。
 なんなんだろう? 不自然だ。
 
「まずは、いくつかの説明、ね。その前に――」

 それでもわたしは、自分なりに説明するしかない。
 とにかく、彼にこの世界のことを説明するべきだろう。
 その前に、わたしはケイくんに買い物を頼むことにした。

 わたしとケイくんだけだったら、正直言えば……魔法使いの控室に向かえばいい。
 上手く入れるかは分からないが、それができなくてもショールームまではいける。
 それならば、あの物置で休めないこともないのだ。わたしはそう考えていた。

 だが……彼。叔父bをあそこに招いてしまうと、こちらの行動に制限が掛かってしまう。
 他の場所を探す方がいいだろう。そういう意味で、買い物は必須だった。

 わたしは必要だと思われるものを書き連ねたメモを彼にわたし、買い物を頼んだ。
 少し嫌そうな顔をしたけれど、この状況では、彼はわたしを頼るしかないのだ。だから従うしかない。
 それがなくても手伝うと約束してくれたのだし。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
879Res/670.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice