過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
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2012/12/01(土) 05:11:22.32 ID:1M2++lwbo
「……この世界の"僕"は、この街に住んでるよね」
わたしは少しびっくりした。既に「あの世界」と「この世界」という区別がついているうえに、自分の存在すら認めている。
また、それが自分のものとは違う、パラレルワールドにおける自分だというところまで理解しているらしい。
以下略
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2012/12/01(土) 05:12:36.32 ID:1M2++lwbo
「ところで、ひとつ聞いてもいい?」
沈黙に耐えられなくなって、わたしは口を開いた。
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2012/12/01(土) 05:13:09.14 ID:1M2++lwbo
「知ってるの?」
「あんまり。犬もその人も、怖かったし」
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2012/12/01(土) 05:13:34.97 ID:1M2++lwbo
「じゃあ、どうして僕のことを呼んだんだ?」
「言わなかったっけ?」
以下略
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2012/12/01(土) 05:14:24.91 ID:1M2++lwbo
「……女の子?」
「そう」
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2012/12/01(土) 05:15:11.12 ID:1M2++lwbo
「秘密。ねえ、それより、気にならないの?」
「なにが?」
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2012/12/01(土) 05:15:55.22 ID:1M2++lwbo
「なに?」
「君は僕をパラレルワールドに連れてきたわけだけど、どうしてこんなことができるんだ?」
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2012/12/01(土) 05:16:33.09 ID:1M2++lwbo
「……わたしがあなたをここに連れてきた理由だけどね」
わたしは少しだけ嘘をついた。
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2012/12/01(土) 05:16:59.60 ID:1M2++lwbo
そしてわたしは、一応、大雑把にやろうとしていることを伝えてみる。
その結果彼がどう思うのか、わたしには分からない。
「怠惰なあなたを、この世界のあなたに見せるの。自分のことしか考えずに、ただぼんやりと過ごしたあなたをね」
以下略
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2012/12/01(土) 05:17:52.83 ID:1M2++lwbo
彼は暗い顔をして俯く。わたしは少しだけ申し訳ない気持ちにもなった。
でもよくわからない。わたしは彼をどうしたいんだろう。
「現にこの世界のあなたは、彼女の死を既に回避しているしね。本当に些細なことだったけど、あなたがしなかったこと」
以下略
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