過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
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649:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:13:34.97 ID:1M2++lwbo

「じゃあ、どうして僕のことを呼んだんだ?」

「言わなかったっけ?」

以下略



650:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:14:24.91 ID:1M2++lwbo

「……女の子?」

「そう」

以下略



651:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:15:11.12 ID:1M2++lwbo

「秘密。ねえ、それより、気にならないの?」

「なにが?」

以下略



652:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:15:55.22 ID:1M2++lwbo

「なに?」

「君は僕をパラレルワールドに連れてきたわけだけど、どうしてこんなことができるんだ?」

以下略



653:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:16:33.09 ID:1M2++lwbo

「……わたしがあなたをここに連れてきた理由だけどね」

 わたしは少しだけ嘘をついた。

以下略



654:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:16:59.60 ID:1M2++lwbo

 そしてわたしは、一応、大雑把にやろうとしていることを伝えてみる。
 その結果彼がどう思うのか、わたしには分からない。

「怠惰なあなたを、この世界のあなたに見せるの。自分のことしか考えずに、ただぼんやりと過ごしたあなたをね」
以下略



655:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:17:52.83 ID:1M2++lwbo

 彼は暗い顔をして俯く。わたしは少しだけ申し訳ない気持ちにもなった。
 でもよくわからない。わたしは彼をどうしたいんだろう。 

「現にこの世界のあなたは、彼女の死を既に回避しているしね。本当に些細なことだったけど、あなたがしなかったこと」
以下略



656:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:18:47.66 ID:1M2++lwbo

 また起こった沈黙にうんざりする。しばらくして、ふたたび彼は口を開いた。

「……また、彼女の未来が失われようとしている?」

以下略



657:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:19:16.76 ID:1M2++lwbo




 すぐに行動するには遅い時間になっていたし、すべては翌日に持ち越すことにした。
以下略



658:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:19:42.87 ID:1M2++lwbo
つづく


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