過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
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702:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:41:59.23 ID:lrkQRkuKo

 結局服を選び終わったのは十一時を過ぎた頃だった。
 叔父bが伊達眼鏡がほしいというので、彼が選んでいる間、わたしは一度店を出て自販機でジュースを買って飲んだ。

 なんだか無駄に体力を使った気がする。
以下略



703:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:42:47.23 ID:lrkQRkuKo

「わたし? わたしの何が?」

「見たこともないような顔をしている」

以下略



704:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:43:18.56 ID:lrkQRkuKo




 会計を終えて店を出る。叔父bは服を着替えた。着ていたものはビニール袋の中にまとめた。
以下略



705:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:43:47.86 ID:lrkQRkuKo

 叔父bとお兄ちゃんの思考、経験、記憶はそれほど大きく異なっているからだ。
 仮にそれがどちらかに流入すれば、行動にも変化が起こる。当たり前のように。
 結果、未来は大幅に変化するだろう。
 
以下略



706:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:44:14.59 ID:lrkQRkuKo

 うーん。

 確認するだけなら……。
 しかし、なんだかこれって変だ。そもそもお兄ちゃんと叔父bは別人なわけで、こんなことをするのは精神的浮気というか。
以下略



707:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:44:56.01 ID:lrkQRkuKo




 お昼はラーメンを食べた。
以下略



708:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:45:31.56 ID:lrkQRkuKo

 わたしは自分が何故、こんな話を始めたのか分からなかった。
 もしかしたら、銭湯で"わたし"と話したのも、無関係じゃないのかもしれない。
 
「……どっちにしろ、あなたは一度あの子に会っておくべきだと思う」
以下略



709:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:45:58.41 ID:lrkQRkuKo




 店を出ると、叔父bもケイくんもいなくなっていた。
以下略



710:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:46:40.69 ID:lrkQRkuKo

「今平気?」

「……うん。割と平気。どうしたの?」

以下略



711:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:47:07.22 ID:lrkQRkuKo

 巻き込まれた人間が超常現象を起こすのは、世界移動の際に行使された魔法使いの魔力が肉体に残留するからだという。
 その魔力を、巻き込まれた人間は強い感情を持つことで行使できる。らしい。

「……じゃ、これはどういうこと。わたしの傍にいたくなくなったってこと?」
以下略



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