過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
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706:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:44:14.59 ID:lrkQRkuKo

 うーん。

 確認するだけなら……。
 しかし、なんだかこれって変だ。そもそもお兄ちゃんと叔父bは別人なわけで、こんなことをするのは精神的浮気というか。
以下略



707:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:44:56.01 ID:lrkQRkuKo




 お昼はラーメンを食べた。
以下略



708:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:45:31.56 ID:lrkQRkuKo

 わたしは自分が何故、こんな話を始めたのか分からなかった。
 もしかしたら、銭湯で"わたし"と話したのも、無関係じゃないのかもしれない。
 
「……どっちにしろ、あなたは一度あの子に会っておくべきだと思う」
以下略



709:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:45:58.41 ID:lrkQRkuKo




 店を出ると、叔父bもケイくんもいなくなっていた。
以下略



710:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:46:40.69 ID:lrkQRkuKo

「今平気?」

「……うん。割と平気。どうしたの?」

以下略



711:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:47:07.22 ID:lrkQRkuKo

 巻き込まれた人間が超常現象を起こすのは、世界移動の際に行使された魔法使いの魔力が肉体に残留するからだという。
 その魔力を、巻き込まれた人間は強い感情を持つことで行使できる。らしい。

「……じゃ、これはどういうこと。わたしの傍にいたくなくなったってこと?」
以下略



712:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:47:47.04 ID:lrkQRkuKo

「ねえ、今から会いにいってもいい?」

 電話の向こうに沈黙が下りた。
 わたしは後悔した。
以下略



713:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:48:29.55 ID:lrkQRkuKo



 
 三十分後、わたしはショールームにいた。相変わらずドアが並んでいる。
以下略



714:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:49:03.85 ID:lrkQRkuKo

『どうして?』

 男と女、二人の会話だ。 

以下略



715:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 15:49:46.92 ID:lrkQRkuKo

 何かを憎む、何かを求める、強い感情だった。そして、手に入らないことを悲しむ、強い感情だった。
 それはあまりにしたたかにわたしの心をかき混ぜる。
 強烈な感覚がわたしの肉体を支配した。

以下略



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