過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智紀「……その５」【龍門渕】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智紀「……その５」【龍門渕】

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301: ◆0CXAHEj7Mc[saga]
2012/09/13(木) 02:00:48.97 ID:m3e793af0
透華「えっと……きょ、京太郎?///」

透華「その……み、皆みていますし、その……///」

透華「……は、離してくださいまし///」

京太郎「あ、ああ。はい、そうですね!」

……ひんやりとしていて気持ちよかったなぁ、なんて名残惜しく思いながら彼女の背中の裏に回す腕を離した。

透華さんはすばやく俺から離れる。

……ただ、この腕はつながれたまま。

透華「……い、いいですの、京太郎?」

透華「このまま手を繋ぐのに時間を費やしていたら折角のデートの時間が消えてしまいますわ」

京太郎「そうですね」

透華「私はいっぱいいっぱいい～っぱい京太郎とあそびたいんですの」

京太郎「勿論俺もですよ」

透華「そこで、思いつきましたわ!」

透華「このままずっと手を繋いだまま遊べばいいんですの!」

ぎゅ、と少しだけ握る力が強くなった。

透華「いいですの、離さないでくださいまし?」

頬を赤らめてそんなことを言う彼女は可愛いなぁ、という感情と。

そんな彼女に悪戯してみたいという感情。

この二つが同伴することは決して珍しいことでもない。

京太郎「……じゃ、こうしたらどうですか」

透華「……へ?」

ぐい、と透華さんをひっぱってすばやく彼女の腕と自分の腕を絡ませる。

そのまま手を繋いで、透華さんに向き直った。

京太郎「もっと近くで遊べますね」

透華「ふぇ、しょ、そう、でしゅわね!!///」

物凄いかみかみだった。

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