過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智紀「……その５」【龍門渕】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智紀「……その５」【龍門渕】

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38: ◆0CXAHEj7Mc[sage]
2012/09/11(火) 20:08:49.28 ID:7T2PWi8b0
ヤクザ『はい、それでは最後に子供の性について調べてみましょう』

衣『子供じゃない、衣だ……あんっ!』

ぬちょぬちょと何かが粘膜にこすれる音。

ぱんぱんと肉と肉が触れ合う音。

どこかで聞いたことがある。

否、彼女と奏でていた音が響く。

ヤクザ『お嬢ちゃん名前は?』

衣『あ、天江……んっ……こ、ろ、……あんっ! やっ、だ! やめ……っ!』

ヤクザ『……』

無言で見覚えのある男は彼女の腹を殴った。

衣『……天江衣……○歳……○学校……んっ! ○……年生……あっ、あんっ!』

ヤクザ『天江衣ちゃんはどうしてこんなところにいるのかな?』

衣『いやっ、動かないでっ!! あ、や、んっ!!』

ヤクザ『……衣ちゃん?』

衣『あ……っ……お、……かね、が……無い、から……。衣……が、んっ! あつめるため……にっ!」

衣『ひぐっ! やめ、そんな……あんっ!! はい、ら――』

ヤクザ『それでは、衣ちゃんの性について――」

京太郎「……衣っ!!」

透華「――うぷっ」

京太郎「ハギヨシさん、透華さんをお願いしますっ!!」

屋敷中に聞こえる声で俺は叫んだ。

返事が聞こえる前に俺は駆け出す。

俺の所為か。

俺の所為だったのか。

通いなれた道を自分でも驚くスピードで走る。

ああ、自転車を借りればよかったと気がついたのはしばらく走ってからだった。

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