113: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 23:06:21.08 ID:La4hkDje0
俺と千反田は昇降口に到着した。
千反田とは、最もクラスが離れている。当然下駄箱も遠く離れていた。
ここで一旦別れなければならない。
千反田を見ると、彼女はどこか悲しげな眼を俺に向けた。
そんな顔をするな。何もここで今日は別れるわけじゃない。
奉太郎「じゃ、後でな」
える「はい……」
自惚れかも知れないが、声も悲しそうだった。
俺は後ろ髪を引かれる思いで、自分のクラスの下駄箱へと向かった。
ふう。
気にしているのは、俺の方かもな……。
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