166: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:59:07.82 ID:TvJv0Pak0
おまけ
昼食を済ませた俺たちが、店を出たのが午後1時。
奉太郎「どうする? もう帰るか?」
167: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 14:00:10.41 ID:TvJv0Pak0
奉太郎「何処だ? ここから近いのか?」
える「はい、確か。……折木さん折木さん」
千反田が、俺に近くに来るよう手招きをする。
168: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 14:01:01.81 ID:TvJv0Pak0
奉太郎「よし、それじゃあ行ってみるか」
える「はい、お願いします!」
連れ立って歩き出す。
169: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 14:02:07.95 ID:TvJv0Pak0
見ると確かに伊原だ。
向かいの歩道を、こちらに向かって歩いてくる。
える「まーやーかーさーーーん!」
170: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 14:03:13.97 ID:TvJv0Pak0
摩耶花「そっかぁ……。わたしも思い出すなぁ……」
伊原が少し遠い目をした。
171: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 14:03:56.82 ID:TvJv0Pak0
摩耶花「それじゃあちーちゃん。精一杯楽しんできてね」
伊原は飛び切りの笑顔で言った。
何で俺と千反田に対する態度が、こうも違うのだか。
172: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 14:04:50.26 ID:TvJv0Pak0
目的のゲーセンには割とすんなり着いた。
える「わぁ……」
千反田が看板を見上げる
173: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 14:06:10.60 ID:TvJv0Pak0
える「これは……、麻雀のゲームですか? 気になります!」
うっ。よりによってそれか……。
える「見たところ、二人で打っているようです。これが『二人打ち』と言うやつでしょうか」
174: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 14:07:18.37 ID:TvJv0Pak0
やがて俺たちは、一つの大型筐体の前にたどり着いた。
える「この大きいのもゲームなんですか? ……ヴァーチャル オン、ですか」
奉太郎「どうだ? ちょっとやってみるか?」
175: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 14:08:27.64 ID:TvJv0Pak0
える「対戦……、折木さんと戦うってことですか? ……負けませんっ!」
どうやらやる気になったようだ。その方が俺もやりがいがあると言うもの。
千反田はオーソドックスな、ヒーロー然とした機体を選んだ。
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