232: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:18:58.95 ID:YzhxCR+d0
奉太郎「そうだな……。あんまりバッサリやらないでくれ。ちょっとスッキリすればいい」
霧吹で髪に水を吹きかけられながら言う。
摩耶花「了解。少しずつ様子を見ながらやるわね」
233: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:19:54.01 ID:YzhxCR+d0
伊原が噴き出す。
摩耶花「わたしは気にならないんだけど……。そうね、折木の後ろ側から見てたらいいんじゃない?」
その手があったか、とばかりに、二人が俺の背後へ回り込む。
234: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:20:47.78 ID:YzhxCR+d0
………………。
……。
ん……?
235: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:21:42.00 ID:YzhxCR+d0
奉太郎「どうかしたのか?」
里志「いやあ、よく似合ってるよホータロー。鏡を見てくるといい」
変な奴だ。まぁ出来は俺も気になる。俺は立ち上がって洗面所へ向かった。
236: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:22:28.02 ID:YzhxCR+d0
摩耶花「ゴメン! 折木!」
伊原が手を合わせて俺の前に立った。
摩耶花「その、あんたがうつらうつらしてて、ガクッと動いたから……。
237: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:23:28.71 ID:YzhxCR+d0
里志「お邪魔しましたー!」
摩耶花「お邪魔しました……」
すっかり元気のない伊原に声を掛ける。
238: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:24:31.30 ID:YzhxCR+d0
おまけ
える「うふふ」ショリショリ
奉太郎「……」
239: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:25:05.04 ID:YzhxCR+d0
奉太郎(何てことだろう……)
奉太郎(千反田が今度は俺の短い髪の虜になってしまった……)
える「……」ジー
240: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:25:45.30 ID:YzhxCR+d0
里志「で、どうだったのかな? ホータローの髪型の評判は」
奉太郎「朝は盛大に笑われたぞ。教師連中には受けが良かったが」
える「それはそうです。だってこんなに似合ってるんですから!」
241: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:26:39.93 ID:YzhxCR+d0
える「お〜れっきさんっ」ギュッ
奉太郎「うわぁ! いきなり首筋に抱きつくな!」
里志・摩耶花「……」
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