50: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 20:38:43.82 ID:La4hkDje0
本当なら、胸でも貸すべきなのだろうが、それはすごく照れ臭い。
ええい。俺は千反田の両肩を掴んだ。
奉太郎「ちっ、千反田! その、俺は……」
51: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 20:39:16.57 ID:La4hkDje0
しばらく経って、千反田は泣き止んだが、まだ俺の腕の中にいた。
このまま放してしまうのは、何だかもったいない気がする。
俺は少し千反田を抱く腕に力を込める。
52: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 20:39:50.67 ID:La4hkDje0
そろそろ下校しようかというときになって、千反田が言った。
える「ねえ、折木さん。キス、しませんか?」
奉太郎「はあっ!?」
53: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 20:41:10.26 ID:La4hkDje0
ここまでが前回の分
ご飯の時間なので、新しいのはまた後ほど投下します
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/09/11(火) 20:43:44.02 ID:awrPLp0yo
おつ
いってらっしゃい
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/11(火) 21:14:31.51 ID:16cNXyQ+o
ほうほう
56: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 21:24:28.70 ID:La4hkDje0
あれ? トリップが反映されてないスレがある…
まあいいか
ではぼちぼち行きます
57: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 21:25:43.49 ID:La4hkDje0
その夜、わたしは自分の部屋の窓から、星を眺めていました。
もう春ですが、夜ともなると、まだ結構風が冷たいです。
える「はぁ……」
58: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 21:26:56.84 ID:La4hkDje0
わたしは、顔を横に振って、元の顔を取り戻します。
……だ、ダメです。にやけずにはいられないです。
……だって、だって折木さんが、わたしのことを好きだって……。
59: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 21:27:48.46 ID:La4hkDje0
夜。風呂から上がると、俺は自分の部屋で、今日のことを反芻していた。
今日、俺は千反田に自分の気持ちを伝え、千反田はそれを受け入れてくれた。
もっとも、最初に言ったのは千反田の方だったのだ。
60: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 21:28:36.22 ID:La4hkDje0
奉太郎「ははっ」
変わる? 俺が?
そんなこと、出来るのだろうか。
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