76: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 21:56:56.69 ID:La4hkDje0
カチャ……。
ドアが開き、千反田が少し控えめに顔を覗かせた。
える「折木さん、起きてます?」
奉太郎「ああ、起きてる。入れよ」
千反田は、部屋に入ってくると、ベッドの横にちょこんと腰掛けた。
える「折木さん……」
千反田が突然、神妙な面持ちになる。
なんだろう? 俺の背筋が自然と伸びる。
千反田は、そのまま顔を近づけてくる。おい、これは。
まさか。待て千反田。だが言葉が出ない。
その間にも千反田の顔はどんどん近づいてくる。
既に、千反田の狭いパーソナルスペースの内側に入っている。俺は反射的に目を閉じた。
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