43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:14:27.99 ID:+1h5mk+to
「それと、忘れ物」
プロデューサーはそう言うと、どこからか、あのハットを取り出して、私の頭に乗せた。
そして、私の頭のラインをなぞるようにそれをしっかりかぶせると、
その手を頭の上で弾ませて、私の耳元でささやいた。
「目の周り、腫れてるから隠しとけ」
慌ててハットのつばを前に引っ張る。
「プロデューサーのばか」
私がすねたように言うと、プロデューサーは満足げに笑って、扉の取っ手に手をかけた。
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