過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その2【土方×もっさん】
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911:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2013/12/26(木) 17:37:34.58 ID:Tdnqcj6Z0
その時、ドアを小さくノックする音が聞こえる。
長官閣下は私たちを目で制すると、ノックに答えるように声を上げた。

「何だ」
「憲兵隊の者です。先ほどこの部屋からただならぬ怒声が聞こえたとの報告がございまして」
「…………そうか?ちと話に熱が入ってしまって年甲斐もなく大声を上げてしまった。すまなんだな」
「は?い、いえ……そうではなく…………」
「ただの話し合いだ。貴官らが気にすることではない。帰りたまえ」
「は、はぁ…………それでは、失礼いたします」

扉の向こうの人間は、釈然としない様子ながら去っていく足音が聞こえる。
その音が聞こえなくなるのを待ちかねたように、坂本少佐が長官閣下に声をかけた。

「長官閣下!どういうことです!」
「まぁ待ちたまえ」

坂本少佐の勢いを手で制すると、長官閣下は私に向き直った。



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