過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その2【土方×もっさん】
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931:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/01/11(土) 22:05:56.30 ID:pFymlYf00
―――私は…………何ということを……

前を歩く少佐の後姿を見つめつつ私は後悔の気持ちでいっぱいであった。
とりあえず少佐の従兵を辞めずに済んだことへの喜びがひと段落すると、自分がしでかしてしまったことの重大さが改めて思い起こされてくる。
兵曹にすぎない自分が長官室で鎮守府長官閣下の襟首をつかみあげたのだ。
普通ならその場で免職を言い渡されても文句は言えない。

「……い!」

…………いや、私自身が罰を受けるならばまだよい。
しかし、私の不始末は勢い私の上司である坂本少佐の評価をも貶めてしまうことになる。
そんなことになってしまったら、私は何度腹を切って詫びたとて足りない。

「…………かた!」

頭に血が上ったとはいえ、私は何という事をしてしまったのであろうか。
今更ながらに私の思慮のなさに嫌悪感しか湧いてこない。

「聞いているのか馬鹿者!」

考えに沈む私の肩が不意につかまれる。
驚いて顔を上げた私の視界に怒った表情の坂本少佐の姿が入ってき


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