過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その2【土方×もっさん】
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932:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/01/11(土) 22:06:46.57 ID:pFymlYf00
「も、申し訳ございません!」
「全く…………先ほどから何度も呼んでいるのに」
「…………」

沈黙してしまった私に、少佐は大きくため息をついてみせる。

「どうせ今更ながらに自分のしでかしたことの重大さにへこんでいるのだろう?」
「…………は」
「たわけ」

私の返答に対する少佐の返事はしかし、簡潔にしてにべもなかった。

「今更そのようなことを気にしてどうする。長官閣下のご好意を無にするつもりか?それに、言うまでもないが貴様ごときが責任などと考えるな。それは私と長官閣下、二人の人間の名誉に泥を塗る行為だと思え」
「は」

少佐の言葉に頷く。
その言葉に、私を苛んでいた罪悪感もいくらか薄らいでいくのを感じる。

「それに、だな…………」

そこで言葉を切ると、坂本少佐は少し恥ずかしそうに私から視線を逸らした。

「そ、その……わ、私も少し…………嬉しかったし、な」
「少佐…………」
「す、少しだけだ!勘違いするな馬鹿者が!」

そう言って前を向いて歩き出そうとする少佐。



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