過去ログ - ほむら「杏子が生きていたわ」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2012/09/20(木) 21:50:50.51 ID:kzyaD87AO
QB「…じゃあ、穢れのたまったその『さやか』の方を…」

ほむら「駄目よ」

QB「…わけがわからないよ。」

ほむら「穢れがたまったといっても、まだ充分使えるじゃない」

QB「『杏子』のなら確かにそうだけど、君のソウルジェムから穢れを吸い取ったらすぐに駄目になるよ?」

ほむら「これは『杏子』専用よ。わかったらさっさと散りなさい」

QB「わけがわからないよ」


とぼとぼと歩いていくQBを見送り、ほむらはあらためて机に向かう。


ほむら「…さやかをやすやすと渡せるものですか」

ほむら「…こんな姿になってしまったけど、やっぱり2人一緒がいいに決まってるわ」


2つ並んだ宝石と卵を見つめ、ほむらは一人呟くのだった。

***


翌朝、
指定カバンに2人をくっつけ、朝の道を歩く。


まどか「あ…ほむらちゃん、おはよ!」

ほむら「…おはよう、まどか」

まどか「あ!杏子ちゃん達…」

ほむら「ええ、結構上手くできたと思うのだけど…」


早速反応をしめすまどか。
朝日を浴びて輝く宝石は、どこか清々しく肩で風邪をきっているように見えた。


まどか「さやかちゃん、杏子ちゃんおはよう!…ほむらちゃん手先器用なんだね。すごいよこれ!売れるって!」

ほむら「そ…そうかしら?(まあ爆弾とか自作だったし)」

まどか「売値いくらにする?」

ほむら「…まどか、実行しては駄目よ。ほら、杏子が怒ってるじゃない」



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