過去ログ - アイドル「休暇中にSAOってオンラインゲームしたら閉じ込められた」※微鬱注意
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128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/30(日) 20:01:08.25 ID:tKkUWN2DO

「アイドルさん、アイドルさん」

スラスト「はい?」

「レギオンが組めるのはレベル四以上からなんです。だからそれは……」

そういう縛りがあったのか。まざまざと知識不足を実感させられる。
いざ実戦の段で提案してたら混乱させてしまっていたところだ。

だが、

スラスト「レベル四以上なら問題ないんじゃ?」

自分達のレベルは六。
他のプレイヤーも問題ないだろう。
日中には積極的に行動しているとは言え、レベル上げもかかりきりという訳ではない。

自分としては、ごく普通の理屈で話したつもりであったが、

「……え?」

議論していたプレイヤーが、目をぱちくりとさせる。
近くで聞いているプレイヤー達も『ん?』という顔をした。

「えっと、アイドルさんは今レベルはいくつなんですか?」

スラスト「六です。私のパーティは全員同じレベルですよ」

「六!? ちょっと待って、早すぎませんか!?」

スラスト「はい?」

反応に窮して首を傾ぐ。
早すぎる、ということはないはず。

だが、周りもレベルを知るや否や、色めき立った。

「オイ、六って」

「普通に俺らん中で最高レベルじゃないか?」

「俺とかまだ三なんだが……」

「安心しろ、俺も三だ」

想定外な評価だった。
これには少したじろぐ。

それにしても、どういうことだろう。

スラスト「六はかなり高いレベルなんですか?」

「そりゃもう! いやまあ、βテスターには十レベルとかもいるらしいですが」

「全体的に見て、現時点でトップクラスなのは間違いないっすよ」

スラスト「へえ……」

一体どんなカラクリなのか。
口から出まかせ、ということは考えにくい。

どちらにせよ随分と認識を改めさせられた。



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