過去ログ - アイドル「休暇中にSAOってオンラインゲームしたら閉じ込められた」※微鬱注意
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145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/01(月) 21:00:02.21 ID:6PrWWZ5DO

スラスト「私としても半信半疑なんですが……何か、条件が成立してしまったのかもしれません」

クライン「……かもしれねえ」

肯定的な言葉を口にするクライン。
その顔は、どうにも嫌な予感がする、と言いたげであった。

クライン「なんの対策もなしってわけにゃあいかねえか……」

スラスト「念を入れて街か、見覚えのある地点までご一緒するのが無難そうですね」

クライン「そうっすね。ちょっとメンバーに同意取ってきますわ」

こちらも、同僚とシリカに同意を取る。二人とも賛成のようだ。

クライン「こっちはオッケーでした、アイドルさん達は?」

スラスト「こちらも大丈夫でした」

この状況では致し方ない。誰も彼も、そんな顔をしている。

ロレス「まずいな……人があんまり大勢乗り込んできたから、ヌシの気が立ってるのかもしれねえ」

ミミちぃ「ヌシ?」

ロレス「この森を支配してるっていうモンスターだ。生粋の戦士だって話だが、不思議な道具でまやかしをかけてくるらしい」

少し離れたところで二人が話し合う。

なるほど。どうやらボスモンスターみたいだ。

今更になって言うんじゃない感が半端ないものの、貴重な情報だ。参考にしたいところであった。

「あの人何者?」

「やけに詳しいな……」

スラスト「あの人はNPCですよ」

正体を告げると、納得するような空気が全体に広がった。

「ああ、どうりで」

「今はとにかく情報が欲しいからありがたいな」

「さすがアイドルさん!」

何から何まで暗中模索する羽目になるのか。
そう不安がっていた皆の緊張が、わずかに和らぐ。



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