88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/16(火) 05:50:46.48 ID:1k/+CnADO
マンションのエレベーターから降り、しばらく歩くと、ほむらが立ち止まった。
「へー、こんなところに住んでいるんだ」
「違うわ。ここは、巴先輩──もう一人の魔法少女の家。
私は説明とか、説得が苦手だから、得意な人に任せようとしたまで」
「魔法少女……」
そういえば、あの不思議生物もそんなフレーズを口走ってた。
──ピンポーン──
チャイムの音に反応するようにドアが開いた。
「いらっしゃい、二人とも」
「先輩──」
「大丈夫、分かってるわ。また、“巻き込まれた”のね。
玄関で立ち話もあれだし、どうぞ上がって」
「あ、はい。お邪魔しまーす…」
巴先輩は、“今の”ほむらとは対照的にきらびやかなイメージ。
そんな感想を持つ一方で、2人分の靴が加わった玄関が、少し淋しく感じられた。
121Res/66.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。