過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」京太郎「その7ですね(裏声)」【龍門渕】
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254:前スレリク ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/09/27(木) 02:49:54.86 ID:4f4EmOxi0
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……チュンチュンと。

聞こえるはずの無い雀の鳴き声で目が覚めた。

京太郎「……ぁれ?」

記憶が曖昧だ。

結局健夜さんに付き合うことにして……ああ、寝てしまったのだろうか。

京太郎「ふぁ……」

ううむ、どうやら自分は酒に弱かったらしい。

……いや、初めてだったらこんなものなのだろうか

とにもかくも、とりあえず起き上がろう、と目を開く。

健夜「ふふ……おはよ、京太郎君」

同じようにベッドで眠る健夜さんの目が入った。

服がはだけていて、目がとろんとしていて、頬が赤らんでいて……え?

京太郎「……!」

慌てて自分の体を確認する。

真っ裸ではなかったものの、やはり服はどこかはだけていて。

……そういえばどことなく気持ちよさも感じるような。

健夜「えっと……昨日は付き合ってくれてありがとね、京太郎君」

健夜「楽しかったよ」

京太郎「た、楽しかった!?」

何が楽しかったのだろうか、何が楽しかったのだろうか!?

健夜「う、うん……た、楽しくなかった?」

健夜「私は京太郎君と一緒に話したりこうして一緒に寝ることもできて……楽しかったけどなぁ」

一緒に寝たって!?

いや、確かに寝ているけども!

きっと、それ以上の意味が――

健夜「でも、途中でリタイアするなんてひどいよ京太郎君」

健夜「恋する乙女は切なくなっちゃうんだぞ、ぷんぷん」

健夜「……なんちゃって、えへへ」

……ああ、もう!

あれだよな、やってしまったんだよな、俺は一線越えてしまったんだよな!?

何で覚えてないんだ――じゃなくて、何でそんなことをしてしまってるんだ俺は!

えと、ええと、こういうときにはどうやって責任を取ればいいんだっけ!?

京太郎「あ……え……」

健夜「今日……いや、昨日はありが――」

京太郎「す、健夜さん!」

健夜「……んー?」

京太郎「せ、責任は取りますから、絶対幸せにしますから!」

京太郎「だから結婚してください!」

健夜「……へ?」


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