過去ログ - 俺「QBと契約して魔法使いになった」
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11: ◆wI1a.sapXc[sage saga]
2012/09/28(金) 01:18:22.03 ID:mr3aWGbK0
杏子「何やってるんだお前……」
俺「やぁ佐倉、昨日言われた通りに使い魔には手を出してないから安心してくれよ」
杏子「……確かにあんたのやり方は間違ってはいないさ」

なぜか俺のやり口が気に入らない様子の杏子。
使い魔を殺そうとすると邪魔するくせに。
街に巣食う害虫共を一掃出来て更に魔女も増える、正に一石二鳥の良案なのだよ?

少女「パパぁ……ママぁ……」
俺「あら?不良グループ以外にも襲われてる人いたんだ」

両親が使い魔の餌食になり、恐怖のあまり動けない少女を見つけた。
その姿を見るや杏子は速攻で少女の前に飛び出した。

俺(使い魔は放置するんじゃなかったのか?)
杏子「まったく……こんなのあたしらしくないな、このぉッ!」

杏子の振るわれた槍によって使い魔達が一瞬にして倒され
震えている少女を抱えると使い魔のいる空間から脱出した。

杏子「大丈夫かお前?……名前は何て言うんだ?」
ゆま「私…………ゆま…………」
俺「その娘、どうするんだ?」
杏子「……あたしが面倒見るさ」
俺「そうか、じゃあな」

使い魔を放置してるという事はそれによって犠牲者が出ているということ。
それであのガキは助けた、つまり自分の気に入った相手だけは助けるということか。
まあ、人としてはおかしくないごく普通の感情だろう。
俺が他人の方針に対しあれこれ口を出す必要性は無い。

そう考えながら俺は立ち去っていった。

ゆま「グスッ……グスッ……」
杏子(こいつを見ると妹を思い出してつい動いちまった
   それにしても俺の奴、人が殺されてるのを見て笑ってやがった……どうかしてるぜあいつ)



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